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一般皮膚科Dermatology

診療内容

  • アトピー性皮膚炎

    アトピー性皮膚炎は、ストレス・アレルギー・刺激などのいくつもの原因が複雑に関わって引き起こされる病気です。遺伝的な体質があると言われており、湿疹が良くなったり、悪くなったりを繰り返します。皮膚が乾燥し、かゆみを伴い、掻くことによって悪化します。

  • 湿疹・かぶれ

    湿疹・かぶれは、代表的な皮膚トラブルです。外部からの刺激で引き起こされますが、原因がはっきりしているもの、原因不明なものと様々です。洗剤や化粧品、花粉やハウスダスト、細菌による感染やアレルギー反応などが主な要因としてあげられます。

  • 蕁麻疹

    蕁麻疹(じんましん)は、イラクサ(蕁麻)の葉に触れると似たような症状が出ることからその名が付けられました。突然、皮膚の一部が赤く盛り上がり、痒みや焼けるような感じを伴い、しばらくすると症状は消えていきます。数十分から数時間で消えるのが大半ですが、半日や1日かかることもあります。

  • イボ・尋常性疣贅・水イボ・老人性疣贅・扁平疣贅

    イボにはいくつかの種類があります。水イボや尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)、扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)はウィルス性のイボで小児や成人に多くみられます。老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)は加齢によるもので中高年に多くみられます。ほとんどが良性のものですが、中には皮膚癌のこともあるので、診察が必要です。

  • 足白癬・足爪白癬

    足白癬(あしはくせん)・足爪白癬(あしつめはくせん)は、一般的にいう「水虫(みずむし)」です。 白癬菌が足の指の間、足の裏、足爪と皮膚の間に入り込み、皮下組織を侵食することで炎症を引き起こします。

  • ニキビ(尋常性ざ瘡)

    ニキビは、古い角質が詰まって角栓ができ毛穴が塞がったり、毛穴に皮脂が溜まってできます。思春期のニキビは、性ホルモンの働きが活発になり、皮脂の分泌が増加してできますが、20歳代以降にできる大人のニキビには、ストレス・便秘・乾燥肌・不規則な生活など、様々な原因があります。

  • とびひ(伝染性膿痂疹)

    とびひは、細菌が原因の感染症で、夏場に多く発症します。皮膚を掻いた手を介して人にうつる病気です。 湿疹やあせも、虫刺されなどで傷がついたところに細菌が感染し、かゆみを伴う水膨れやかさぶたをつくります。そこを掻きむしることで、「飛び火」のように次々と症状が広がります。

  • たこ・うおのめ

    たこ、うおのめは、皮膚が繰り返し圧迫、摩擦を受けることにより発症します。足裏や指の付け根、指と指の間などにできることが多く、ヒールの高い靴や、サイズの合っていない靴が原因になることが多いです。 たこは芯がなく痛みはさほどありませんが、魚の目は中心に芯があり痛みを伴います。

  • 口唇ヘルペス

    口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染することで起こる病気です。
    唇やその周辺にピリピリ、チクチクするような違和感やかゆみが生じ、その後、軽い痛みを伴う水膨れができます。

  • 帯状疱疹(たいじょうほうしん)

    帯状疱疹は、左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、赤い斑点と小さな水膨れが帯状(おびじょう)にあらわれる病気です。 身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。水ぼうそうにかかったことのある方は、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。

  • 虫刺され

    虫刺されはとても身近な皮膚病です。蚊やノミなどに刺され、強い痒みの伴った赤いブツブツを発症します。虫には、蚊やノミの他にも、ハチ、ブユ、トコジラミ、アブ、ケムシ、ダニ、クモ、ムカデなど様々です。

  • やけど

    やけどは熱傷とも呼び、日常生活で最も多いケガです。やけどは深さにより3段階に分けられ、Ⅰ度は表皮、Ⅱ度は真皮、Ⅲ度は皮下組織まで傷害が及んだものになります。Ⅰ度の熱傷は、軟膏程度で傷跡を残すことはありませんが、Ⅱ度やⅢ度のやけどになると、医師の診断のもと、治療が必要です。

  • ほくろ

    ほくろ(黒子)は、色素性母斑や母斑細胞性母斑とも呼ばれます。メラニン色素を含む細胞が、皮膚の高い密度で集まってできたものです。ほとんど良性ですが、ほくろによく似た皮膚癌のものもありますので、診察が必要です。

  • 皮膚のできもの

    皮膚のできものにはいくつかの種類があります。アクロコルドン(スキンタグ)は首・胸・脇の下にできるできもの、汗管腫(かんかんしゅ)は眼瞼や額、首・胸・腹・背中にできるできもの、稗粒腫(ミリウム)は眼瞼周囲、頬・額できるできものがあります。他にも、皮脂腺が増殖したできもの(脂腺増殖症)、眼瞼周囲のできもの(眼瞼黄色腫)、中年以降にみられる老人性血管腫も皮膚のできものです。ほとんどが良性のものですが、中には皮膚癌のこともあるので、診察が必要です。

  • アザ

    アザはいくつかの種類があります。太田母斑や蒙古斑・異所性蒙古斑は青アザになり、 太田母斑は顔周囲に発生する青色から褐色の色素斑、 蒙古斑・異所性蒙古斑は体幹部に発生する青色の色素斑です。カフェオレ斑・扁平母斑やベッカー母斑(遅発性扁平母斑)は茶アザになり、 カフェオレ斑・扁平母斑は扁平な褐色の色素斑、 ベッカー母斑(遅発性扁平母斑)はややざらざらした褐色斑のことをいいます。先天性色素性母斑は黒アザになり、出生時より現れる黒色の色素斑です。

  • 多汗症

    多汗症には、全身の汗の量が多くなる全身性多汗症と、一部の部位のみの汗の量が多くなる局所性多汗症があり、汗腺であるエクリン汗腺の病気になります。当院では局所性多汗症の治療行っていますが、主に脇の下、手の平、足の裏の発汗が多い症状になります。

  • 白斑

    皮膚の色は主にカロチン・ヘモグロビン・メラニンの3つの色素で決定され、量が増加・減少することで皮膚の色に異常が現れることを色素異常症といいます。「白斑」は医学的には尋常性白斑といって、メラニンが減少・消失することで、一部の皮膚が白くなって大小さまざまな白い斑点ができる病気です。

  • 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

    掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とは、手のひらや足の裏に、膿(うみ)を持った水ぶくれが繰り返しできる病気です。すねや膝・肘・頭などに症状が現れることもあります。 膿疱(のうほう)の中には細菌やウイルスなどの病原体は入っていないので、直接触れても人に感染することはありません。

  • 尋常性乾癬

    尋常性乾癬とは、皮膚にできた紅斑や発疹が乾燥し、その表面が銀白色の細かいかさぶたで覆われ、それがフケのようにボロボロとはがれる皮膚の病気で、炎症性角化症の一種です。原因は解明されていませんが、細菌やウイルスによるものではないので、他の人に感染する心配はありません。

  • 円形脱毛症

    円形脱毛症は毛包周囲に炎症が起き、一部のリンパ球が毛包の組織を壊そうとする自己免疫反応が起き、その影響で毛が抜けてしまう病気です。原因は様々ですが、自己免疫疾患やアトピー素因、遺伝的要素が考えられます。

治療方法